2016年08月25日

「女子の古本屋」

20160825「女子の古本屋」.png

岡崎 武志 著
筑摩書房

「え? こんなコトまで?」と驚くくらい、男女で分類する傾向にある日本で出版されただけに、女性が経営・運営している古本屋さんだけを集め、本としてまとめてあります。(そういう分類に目がいかないわたしは、何度か訪れたことのある呂古書房も女性店主だったことは、この本を読むまで気づきませんでした。)

 著者が取材した内容のまとめなのですが、読者に訴えたい方向というか、視点はどこにあったのか、よくわかりませんでした。世には、気配りが感じられる女性店主ならではの素敵な古本屋もあるので、足を運んでみてね。そう訴えるために、店主の人柄や店内の雰囲気が伝わる取材をされたのかな、と思いながら読み進めましたが、最後に『女性が古書店主になるには』という項に辿り着いてしまいました。古本屋になりたいと思っている女性たちに向けた本だったのかもしれません。

 このなかで、わたしが行ってみたいと思ったのは、古書日月堂というお店です。最寄り駅は表参道駅、みゆき通りというおしゃれな場所にあって、フランスで仕入れてきた紙類も扱っているそうです。こういう紹介は、『女子』向けなのかもしれません。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(本) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする