2018年09月23日

「浪花少年探偵団」

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東野 圭吾 著
講談社 出版

 最初に驚いたのは、東野圭吾は、こんなタイプの本も書くのかということです。軽快でユーモラスなミステリ短篇集で、25 歳の独身教師しのぶセンセが教え子の小学生たちを引き連れ素人探偵として活躍します。

 次に驚いたのが、会話がほぼ大阪弁で進行する点です。著者プロフィール欄を読むと『大阪府生まれ』と書かれてありました。関西弁話者以外の方々にとっては、読みにくかったり、冗談に聞こえない会話があったりするのではないかと気になりましたが、関西出身者にとっては違和感のない会話で、しかもコメディタッチでサクサク読めます。

 ミステリとしてトリックがどうこういう以前に、漫才と似た感じで、しのぶセンセと周囲の人たちとの掛け合いを楽しむ作品かと思います。

 (関西弁話者が) ちょっとした時間潰しに読んでリフレッシュするのに最適だと思います。わたしは、しのぶセンセの優しいながらも歯に衣着せぬ物言いを読んだら、少しストレスが軽くなりました。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | 和書(日本の小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする