2009年02月20日

「幸せになる法則」

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市川 善彦 著
アスカビジネスカレッジ 出版

 今の職場の同僚と出合って、意外な発見をいくつかしました。そのひとつが、遂行すべき職務を人に押し付けて、自分は「好きなことを好きなときに好きなだけ」している人が意外にも不幸そうに見えることです。

 結局、自分の欲ばかりを追っていると、人から感謝されたりすることがなく、満足感が味わえないのかな、と思えてきました。

 そのとき、この本を読んで、納得する部分がありました。
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”信念を貫け”って私はいつもいってるんだけど、自分さえよければ人はどうなってもかまわないという考えは、信念でも何でもなく、ただの我欲だから幸せになれないんだよ。
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 自分の幸せが周りと関係しているかぎり、自分の欲を追っていると、なりたいと思っている幸せな状態になれないということではないでしょうか。

 ある人のエッセイかなにかで読んだことを思い出しました。営業をなさっていたその方は、数字をあげることができなくて困ったときに助けてくれたお得意さんは、今まで得意先まわりで仕事を手伝った人たちではなく、今までに物をもらった人たちだった、という内容でした。つまり、人というのは、人に何かをしてあげたいという気持ちが本来あり、物をあげて感謝されたことがある相手に対して、親しい感情を抱いているからもっと感謝されたいと思うようになる、という考えです。

 幸せは、案外その当人が一番わかっていないのかもしれません。

 人に感謝されている自分は幸せなのだろうけど、その幸せを忘れて、人を優先するばかりで自分をないがしろにしているのは「損」ではないか、と思うことがあります。でも、著者が自らの失敗も赤裸々に綴り、それらを乗り越えたあとも、「我欲では幸せになれない」と書かれているのを読むと、気持ちがふっきれた気がしました。

「幸せになる法則」は、幸せを知ることから始まる気がします。
posted by 作楽 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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