2009年07月13日

「弁護側の証人」

20090713[BengogawanoShounin].jpg

小泉 喜美子 著
集英社 出版

 見事に騙された! 終盤でそう思ってしまいました。あらためて最初から読みなおしてみても、巧みに誘導されたと確かめられるだけで、自分の思い込みがあくまでも「思い込み」だったことが、わかります。よくできています。

 途中、登場人物の意外な一面が見えたり、隠れていた部分が徐々に明かされたり、読者の先へ先へ急ぎたくなる気持ちが盛り上がったところで、大どんでん返しという構成です。

 昭和38年に刊行された作品ですが、今回再版が決まったのも、納得できます。
posted by 作楽 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(日本の小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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