2010年02月17日

「まだらの紐 <ドイル傑作集 1>」

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Conan Doyle 著
東京創元社 出版

 以下が収められています。このなかで最初の二作が戯曲です。

 王冠のダイヤモンド
 まだらの紐
 競技場バザー
 ワトスンの推理法修行
 消えた臨時列車
 時計だらけの男
 田園の恐怖
 ジェレミー伯父の家

 コナン・ドイルといえば、シャーロック・ホームズですが、この短編集では「ワトスンの推理法修行」までがホームズ物です。「消えた臨時列車」と「時計だらけの男」には、ホームズの影はあっても名前はでてきません。それ以降は、まったくホームズとは関係なく、新鮮な雰囲気を味わえました。「ジェレミー伯父の家」は、ファンタジーっぽい部分もあり、特に意外性がありました。

 しかし、なにより一番おもしろかったのは附録としてついている、ほんの数ページのインタヴュー記事です。インタヴューが苦手なコナン・ドイルがシャーロック・ホームズについて語っています。いままで何篇か読んできたホームズ物ですが、誕生や消滅の背景を知ると、さらに楽しめる気がしました。
posted by 作楽 at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(海外の小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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