2010年08月03日

「ちび吸血鬼捕獲作戦」

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アンジー・セイジ (Angie Sage) 著
斎藤 倫子 訳
東京創元社 出版

カエルはどこだ」の続編、アラミンタシリーズ第4弾です。でも、ほかの作品と比べると、わたしにとってちょっと物足りない一作でした。なにしろ、お気に入りのアラミンタとワンダのコンビが分裂の危機。原因は、ドラクおじさんのお母さんが強引にキミワルーイ屋敷に預けていったマクシミリアン。とにかく誰彼なしにお愛想を振りまいたりごまをすったりする坊やだから、ワンダと仲良くなってしまい、ひとりあぶれたアラミンタはワンダのことを親友だった、などと過去形で話しだす始末。

 嫌味ったらしく相手を非難しつつも、仲良くくっついていた頃のアラミンタとワンダが好きなのに、残念です。しかも、前作の探偵ぶりに比べると今回のオオカミ人間や吸血鬼の捕獲作戦は少しばかり小粒で、こちらも残念。とはいっても、最後にはすべての謎は解決され、マクシミリアンは帰っていくのですが。

 このシリーズのファンとしては、次作に期待したいと思います。(実は、このシリーズのファンとして期待していることがもうひとつあります。それは、このキミワルーイ屋敷の見取り図。いつか見てみたいです。)
posted by 作楽 at 00:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(海外の小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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