2010年08月11日

「よくわかるキリスト教」

20100811[YokuWakaruChristianity].jpg

土井 かおる 著
PHP研究所 出版

 タイトルに偽りなし。そう太鼓判を捺したくなる本です。分厚い本でもなく、文章も少ないのですが、要点が明快な一覧・地図・イラストなどが使われていて、読み返したりするのも苦にならないほどの分量ながら、キリスト教の根本が理解できた気がします。

 一覧のなかでも特にわたしの理解を助けてくれたのがふたつあります。ひとつはユダヤ教・キリスト教・イスラム教の違いを示めす一覧で、もうひとつは旧約聖書と新訳聖書の内訳とそれぞれの位置づけがまとめられた一覧です。聖書に含まれるそれぞれのおおよその年代や推定著者がひと目でわかるようになっています。

 また、今後もリファレンスのように繰り返し見るだろうなと思ったものもふたつあります。ひとつは、旧約および新訳聖書に登場する主要人物の系図です。よく聞く名前の人物がこういう関係になっているのかと興味深く見ることができました。もうひとつは、ローマ・カトリック教会、東方正教会、プロテスタントなどの違いをまとめたものです。どういう時期にどういう理由で分離したのかが、数ページで説明されています。

 特に覚えたいというほどのこともありませんが、これだけの知識がこの本にあると知っていると、いざ何かキリスト教に関する調べものが必要になったとき便利だと思いました。
posted by 作楽 at 00:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(宗教・神話) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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