2006年10月10日

「言いまつがい」

20061010[Iimatsugai].jpg

糸井 重里/ほぼ日刊イトイ新聞 著
新潮社 出版

 昔、制服のある会社に勤めていたころ、更衣室がありました。ドアを開けたところに室内が見えないようにカーテンがあるのですが、人がちょうど出入りしているときは、そのカーテンは開いています。そのため、ドアを開ける前にはノックしていました。ドアが開くとわかれば、そのカーテンを閉めてもらえますし、ドアのすぐ前に居る人にぶつかる心配もありません。だから、そのドアを外側から開けようとする前にノックするのは、意味のあることです。でも、疲れているときは、何を思ったか、私は内側からそのドアを開ける前にもノックしてしまうのです。何度か同じようなことをしてしまい、とても恥ずかしかったのを覚えています。

 そんな私の失敗なんて、かわいいものよ。そう思わせてくれるような意味不明な行動がてんこ盛りになっているのが、この「言いまつがい」。もちろん、タイトルにある通り、言い間違いも次から次へと、これでもか、というくらい並んでいます。また、ビミョーなタイトルも振られていて、可笑しさがさらに引き出されています。

 本の最初にも注意書きがある通り、笑いをこらえないといけないような状況では読めません。「あ〜、明日もイヤな仕事が待っている」と思っても、これを読み出せば、しばし忘れて笑えるくらいおもしろいです。しかも、声を上げて笑えば、ストレスが吹き飛ぶこと、間違いありません。

 そして時々、「え?私も同じこと思ってた」とか「よかった〜。こんな間違いしたの、私だけじゃなかったんだ」というものが出てきて、ホッとしながらも、笑ってしまいます。

 私も赤い靴の歌、「異人さんに連れられて」とは歌っていませんでした。「いいじいさん(人のいいおじいさん)に連れられて」と歌ってました。はい。
posted by 作楽 at 00:38| Comment(0) | TrackBack(1) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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