2006年10月28日

西洋豆本の店 リリパット

 「本とその周辺」で、武井武雄氏が豆本と呼ばれる私刊本に長年取り組み続けた軌跡を読み、どうしても豆本を実際に見てみたいと思うようになりました。

 もちろん武井武雄氏の豆本の実物を一番見て見たいのですが、ちょっと調べただけで、簡単に見られるようなものではないようです。それで、ほかの豆本でも、と思っていると、友人が西洋豆本のお店があると教えてくれました。

 青山にある西洋豆本の店であるリリパットは、少し離れたところから見ると、本を置いているお店のようには見えません。どちらかというとアクセサリーなどを扱っているような印象を受けます。近づくと、そのウィンドーに置かれているのが小さな本だとわかります。

20061028lilliput1.jpg

 お店の中に足を踏み入れると、少し暗い照明で、鍵がかけられたディスプレー棚には、小さい本がぎっしり。天地が小さいだけでなく、背の幅も小さく、背にタイトルが書かれていないものがほとんどです。手に取ってみなければ、どんな種類の本かも想像つかないものが大多数です。

 お店の方に声を掛けると、ディスプレー棚の鍵を開けてもらえます。

 "BEARS"と背に書かれた本を見せてもらうと、中国の本で、実物の切手やイラストが載っています。天地が75mmまで、というのが豆本のおおよそのサイズ制限なので、切手というのは、サイズに合っていてちょうどいいと感心してしまいました。しかも、中国なので、BEARSはパンダ。心の中で、あんまり可愛くないパンダだと思いながら、他にクマの本はないかとお店の方に聞いてみました。

 そして、見せていただいたのが、テディベアの本。アコーディオンの片面に印刷されているタイプで、ページを開きやすくなっています。英語の物語とテディベアのページが交互になっています。文字は活版印刷、テディベアはエッチングだそうです。希少性もあり、お値段も張るのですが、「欲しい〜〜」と思うともう他のものが目に入りません。

 エッチングの感じが昔のテディベアの整い過ぎない感じによく合っていて、私のテディベアコレクションに入って欲しい1冊でした。
posted by 作楽 at 23:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 本屋さん/ブックカフェ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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