2006年12月18日

マメBOOKS

 江古田にあるCafe FLYINGTEAPOT (練馬区) で開催されているマメBOOKSに行ってきました。豆本ばかりが展示されているグループ展です。

 お目当ては、2006 The Miniature Book Society Competitionを受賞した「籠込鳥(かごめどり)」。でも、正直、私が「欲しい〜〜」と叫びたくなるような作品ではありませんでした。やはり、ポイントは、値段と内容のバランスだと思います。18000円という値段を考えると、どうかな、と思ってしまうのです。「西洋豆本の店 リリパット」で見た、昔の活版印刷にエッチング作品というあの本の趣に付いていた23000円という値段が安く思えてくるというか、「籠込鳥」の18000円が高く思えてくるというか。こればかりは、好みの問題で、いいとか悪いとかの問題ではありませんし、言語として英語と日本語の差も技術面に影響する大きな差だとは思います。(日本語の活版印刷は、英語に比べて格段にコスト面でも技術面でも難しいものだということは、容易に想像できます。)

20061218MameBooks1Kagomedori.JPG

 ここでは、「籠込鳥(かごめどり)」の作家、赤井都さんを含め5人の作家の作品が並び、販売作品は、クリスマスツリーに飾られていました。

20061218MameBooks2All.jpg20061218MameBooks3Tree.jpg


 豆本は、ストーリーも装丁もひとりの作家が担当されることが多いので、それぞれが強烈に個性を訴えかけてきます。しかも、複数の作家の作品が並ぶとなれば、その個性がせめぎ合うという感じです。その中で、私の感覚に一番合ったのが、岡田若菜さんの作品。なんともいえないユーモアのセンスが私にとって新鮮で楽しめるのです。しかも、装丁のセンスや仕上げの良さも好きです。こんな値段でいいのかしら、と思いながら、2点入手しました。

20061218MameBooks4OkadaWakana.jpg20061218MameBooks5Baron.jpg


 実は、十字架が表紙になっている『おまもり』は、一緒に行った友人も欲しいというのに、クリスマスツリーからひとつしか見つけられず、友人は、色違い(黄土色)で我慢してもらうということになりました。二人して血を流し、『おまもり』を奪い合うという、何のためのおまもりかわからない結末を回避することができ、よかったです。

20061218MameBooks6Omamori.jpg

 私は行けませんでしたが、この企画には朗読会もありました。また、次回は、高円寺でも予定されています。
posted by 作楽 at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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