2007年01月12日

「名医の図解 よくわかる膠原病」

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橋本 博史 著
主婦と生活社 出版

 自分にとても近い人、あるいは自分自身が、ある病気に罹っていると診断され、しかもその病気に対する知識がない場合、その知識を本に頼る、というのは簡単に思い浮かぶ選択肢のように思います。

 しかし、その病気について客観的事実だけが淡々と述べられている本というのは、意外と少ないというのが現状ではないでしょうか。

 こうすれば治るとか、この病院(医者)に掛かれば治るとか、内容が本当ならとても価値のある情報ですが、残念ながら本当かどうか素人が確かめる術のない情報で埋め尽くされている本のほうが多いように感じます。

 その点、この「名医の図解」は、かなり客観性が高い印象を受けます。また、タイトルにあるように図解になっていて、何の知識がなくても、ある程度イメージをつかめるよう工夫されています。

 今の日本の医療の現場では、医師から直接病気の説明を細かく受け、納得できるまで質問を繰り返せる環境にないケースのほうが圧倒的に多いように見受けられます。

 そういう状況にある限り、素人にも理解しやすい、特定の医師あるいは治療方法に偏らない、数値など具体性のあるデータが盛り込まれている、などの条件を満たすこういう本を最初に手に取りたいものです。
posted by 作楽 at 00:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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