2007年05月15日

「Scholastic Dictionary of Synonyms, Antonyms, and Homonyms」

20070515[ScholasticDictionaryOfSynonymsAntonymsAndHomonyms].jpg

Scholastic Inc. 著
Scholastic Reference 出版

 対象年齢が9歳から12歳に設定されている、同意語、反意語、同音異義語のリファレンスです。それくらいの年代の英語を母語とする子供が、学校で与えられた課題を書く際に、限られた語彙の中から繰り返し同じ単語を使わず同じ内容を言葉を変えて表現できるようになるためのリファレンスのようです。

 英語を外国語とし、大人になっても勉強している私個人が感じる印象としては、リストアップされている単語(インデックスになっていて、辞書としてひけるようになっている単語)自体は、たぶん9歳から12歳くらいの子供が知っているのが理想とされるような範囲ではないかと推測します。一方、同意語あるいは反意語として列挙されている単語は、それ以上のレベルではないでしょうか。もし、9歳から12歳の子供がこのリファレンスに載っているすべてを勉強することを期待されているとなれば、かなりのショックを受けるレベルだと思います。私などは、一生12歳の子供レベルに達することはできないと、打ちひしがれてしまうかもしれません。

 実際に自分の持ち物にこの本を加えてみると、リファレンスとして使うというよりは、時々眺めるために置いています。パラパラとめくりながら、この単語とこの単語は、こういう部分が意味として重なっているなと考えたり、知っている単語の復習に使ってみたり、見たような気はするけど思い出せないような単語の類語を確認してみたり、どちらかというと知識の整理として使っています。

 試験対策のために単語リストから覚えた単語も、この本の中で見ると、その深みを感じます。この単語とこの単語が同意語に分類されるなんて、という意外性があるからです。

 私にとって、読むでもない、ひくでもない、守備範囲のあやふやな1冊で、英語に本当に自信が持てるまでは持ち続けるであろう1冊でありながら、リファレンスとしては勧めたいと思わない本です。
posted by 作楽 at 00:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 洋書(Age:9-12) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック