2007年05月17日

「本音は顔に書いてある」

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アラン・ピーズ/バーバラ・ピーズ 著
藤井 留美 訳
主婦の友社 出版

 口から発せられる言葉は、本音ではないかもしれません。でも、しぐさや表情を含むボディランゲージには本音が現われています。それが、この本のタイトル「本音は顔に書いてある」の意味するところです。

 ボディランゲージについては、ある程度関心がありましたし、「人は見た目が9割」なども読んだので、「やっぱり」と思う部分がかなりありました。一方「それは意外」と思う部分もあり、新しい発見になりました。

 「やっぱり」と思ったことのひとつは、男女におけるボディランゲージの捉え方の違いです。
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 女の微妙なボディランゲージを読みとるのは、男の苦手とするところだ。そのうえ男は、女の親しげな態度や笑顔を、「自分への性的関心」と解釈する傾向がある。
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 失礼がない程度に笑顔を向けているつもりだったのに、大きな勘違いをされて困っているのは、たしかに女性のほうが多いでしょう。
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 とりわけ初対面の数分間には、女は相手に失礼にならないよう、親しみを込めたボディランゲージを大サービスしがちだ。男はそれをすっかり勘違いしてのぼせあがる。
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 女性からすると、大サービスしているつもりはないのですが、個人的な深いお付き合いをしたくない男性にも笑顔を向けるのは、印象が決まる初対面を過ぎてからのほうが無難なようです、やっぱり。

 意外だったのは、ボディランゲージと気持ちの関係です。

 本音を抑えようとしても、自然と仕草に現われてしまうものだとは、思っていました。しかし、姿勢を変えさせることによって、気持ちの部分を変えることができるとは思っていませんでした。たとえば、交渉の場において、相手が腕組みをし、防御状態にあったとします。そのままでは、相手が自分を受け入れてくれる可能性はとても低いものになってしまいます。では、どうすればいいのでしょうか。
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 相手の腕組をほどくのに、とても簡単で効果的な方法がある。それは、ペンや本、パンフレットなどを差しだすことだ。そうすれば相手は腕をほどき、上半身を前に傾けて受けとらざるを得ない。開放的な態勢になると、態度も自然とほぐれてくる。
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 このような些細なテクニックで和やかな雰囲気に持っていくことができるのであれば、ボディランゲージを熟知するメリットは計り知れません。

 具体例の多さやわかりやすさの点から、この「本音は顔に書いてある」は、ボディランゲージ知るための本として、お勧めです。
posted by 作楽 at 00:27| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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