2016年02月12日

「日本の大和言葉を美しく話す―こころが通じる和の表現」

20160212「日本の大和言葉を美しく話す」.png

高橋 こうじ 著
東邦出版 出版

 このところ大和言葉が静かなブームなのか、関連書籍をよく見かけます。この本は、大手書店のレジ前で平積みになっていたので、つい読んでしまいました。

 仕事をするうえでは、一に外来語(ニュアンスをうまく伝えきれず、ついカタカナのまま)、二に漢語(堅い雰囲気を醸せるので、ついお手軽に)ときて、大和言葉を意識することはありませんでした。

 無駄に歳をとっているだけで、品がついてきていないわたしにとって、いつかこういうことばを使えたらと、いつまで待ってもこないであろう「いつか」を想ってしまうことばが並んでいます。

 せわしなさに負けて、なんでも「つい」で済ませてしまう日々を反省して、(この本を閉じた途端に、いつものせわしなさに戻るのだとしても)所作ひとつ、気遣いひとつに心をこめていきたいという心持ちになりました。大和言葉が注目を浴びている背景がわずかながら理解できた気がします。

「いつか」使ってみたいことばの一番は「お買い被りを」や「お戯れはもうそれぐらいで」といった謙遜のことば。そもそもお褒めいただける点がないので、「いつか」がさらに遠いことばです。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(日本語/文章) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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