2016年07月14日

「日本人の9割に英語はいらない」

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成毛 眞 著
祥伝社 出版

 少しばかり言葉遣いは乱暴に感じられますし、9割という数字の根拠がやや弱い気もしますが、著者がここで主張していることは、ごくごく一般的なことだと思います。この本に書かれてあるとおり、必要のない英語を学ぶことに貴重な時間を費やすくらいなら、本を読んで教養を身につけ、人格を磨くことに労力を割くべきだと思います。英語は、道具でしかなく、道具が立派でも本人が空虚なら意味がありません。

 ただ、この当たり前過ぎる主張のみで適度な厚さの本にするのは苦しかったとみえ、後半にお勧めの本を並べていたりするのは、本のタイトルから離れ過ぎている気がしました。それに、英語を苦手としながら、もし英語が必要になったらどうしよう……という不安に囚われている方々を説得するだけの力強さは感じられませんでした。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(英語/翻訳) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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