2018年03月12日

「あんしん健康ナビ アトピー性皮膚炎」

20180312「アトピー性皮膚炎」.png

花川 博義 著
1万年堂出版 出版

 物心ついたころからずっとアトピー性皮膚炎に悩まされてきたので、なんでも知っているくらいに思っていたのですが、知らなかったことが 2 点書かれてありました。

 ひとつめは、平成18年発表の論文の内容なので、新しい情報でも何でもありませんが、『多くのアトピー性皮膚炎患者に、フィラグリン遺伝子の異常がある』そうです。インターネットで検索してみたところ、『フィラグリンは、皮膚バリア機能に必須のタンパク質であり、遺伝子変異により皮膚バリア機能が低下すると種々の抗原に易感作性となり、アトピー性皮膚炎を発症しやすくなると推測されている』と説明する乃村俊史氏のペーパーが見つかりました。やはりアトピーは、生活習慣だけでは説明がつかないものなど納得できました。

 もうひとつは、アトピー性皮膚炎の人は、かゆみの神経が、表皮の中に入り込んで、皮膚の表面近くまで伸びていること (通常は、表皮の下を走っているそうです)が、近年、発見されたそうです。かゆみを我慢できない理由も納得できました。

 ずっと悩まされてきた症状を改善できるほどの情報は得られませんでしたが、「生活習慣が悪かったのかな?」とか「かゆみを我慢できないのは意志が弱いから?」などと思う必要は、なさそうだと知ることができて良かったと思います。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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