2018年04月16日

「わくわく数の世界の大冒険」

20180416「わくわく数の世界の大冒険」.png

桜井 進 著
ふわ こういちろう イラスト
日本図書センター 出版

 子供向け書籍のベストセラーです。数を扱う本なのに子供が興味を示すので、親御さんが喜んで買い与えるのだろうと思える本です。

 たとえば、桁数の多い数字を見て、3 の倍数とか 8 の倍数とか、ぱっと言い当てられると、「え? どうやってわかったの?」と思う心理を利用し、マジックのタネを探すような遊び感覚で数字を楽しめるよう工夫されています。

 次がその倍数を見分けるルールです。

2 の倍数……一の位が 2 の倍数

3 の倍数……各位(かくくらい)の和が 3 の倍数

4 の倍数……下 2 桁が 4 の倍数

5 の倍数……一の位が 0 か 5

6 の倍数……一の位が 2 の倍数で各位の和が 3 の倍数

7 の倍数……
@ 3 桁…百の位を 2 倍した値と下 2 桁の和が 7 の倍数
A 4、5 桁…百以上の位を 2 倍にした値と、下 2 桁の和が 7 の倍数
例: 11963→119×2+63=301→3×2+1=7→7 の倍数
B 6 桁以上…3 桁ごとに交互に足したり引いたりした和が 7 の倍数
例:186823→−186+823=637→6×2+37=49→7 の倍数
(加減算の結果が 3 桁なら@を繰り返す)

8 の倍数……百の位を 4 倍した値と、下 2 桁を比べて大きいほうから小さいほうを引いた差が 8 の倍数

9 の倍数……各位の和が 9 の倍数

10 の倍数……一の位が 0

 たとえば 3 の倍数の場合、10 でも 100 でも 3 で割ると常に 1 余るところに気づくことができれば、マジックのように見えた判定ルールの仕組みがわかるようになります。数字を使った頭の体操といった感じでおとなも楽しめます。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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