2016年04月08日

「品のある人、品のない人」

20160408「品のある人、品のない人」.png

中谷 彰宏 著
ぱる出版 出版

 品よくするとはどういうことか、なんとなく理解できていても、いざ誰にでも頷いてもらえるよう説明するとなれば、とても難しいと常々感じています。

 それでそのヒントを得るべく読んでみましたが、やはり品を定義するのは難しいようです。この本では、こういうことは品がないという説明が並び、それらを避けていけば品よくなれるというアプローチがとられているようです。その限られた説明でさえ、そのとおりだと思うケースもあれば、首を傾げたくなるケースもあります。

 そういう視点で人を判断する人もいると参考にするのはよいと思いますが、やはり人の受け売りではなく、品よくするためには日々自分で考えていくしかないような気がしてきました。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年08月27日

「50代でしなければならない55のこと」

20150827「50代でしなければならない55のこと」.jpg

中谷 彰宏 著
ダイヤモンド社 出版

「いまさら、こんなことをしても……」そう思うことが多くなったので、「いまさらでも、すべきことがあるのでは?」と思って、読みました。家庭のある男性会社員が主な読者として想定されているようで、組織における役回りや動き方といった、あまり参考にならない部分も結構ありましたが、しっくりとくるアドバイスが2点ありましたが。

・問題を解決するよりも、「それはそれでいいんです」と問題を凌駕する度胸をつけるのです。これは諦めるということではありません。「解決」と「凌駕」という2つの考え方があるということです。

・50代では、「しておいたほうがいいこと」よりは、「しなくていいこと」をやったほうがその人の未来がはるかに広がります。時には、それが人助けになることもあるのです。

 前者は、自分の置かれている状況に当てはまり、似たようなことを考えていたので、それを肯定された気がしました。後者については、「しなければならないこと」「しておいたほうがいいこと」「しなくてもいいこと」のうち、「しなければならないこと」に追われながら、「しておいたほうがいいこと」を少しでも多く片付けようとしている状況を見直す気になりました。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年07月09日

「ゾーンに入る技術」

20150709「ゾーンに入る技術」.jpg

辻 秀一 著
フォレスト出版 出版

 著者の考え方が参考になると知人から勧められて読みました。知人は「ごきげんになるとパフォーマンスがあがる」と説明してくれたのですが、そのパフォーマンスと気分を関連付けることが目新しく感じられ、読んでみました。

 パフォーマンスを高めるには、集中することが重要ですが、その集中を妨げているのは認知脳だと説明しています。この認知脳は、過去の出来事から未来を予測するなど、わたしたちが日常的かつ反射的に使っているものです。過去の不首尾に終わったケースを思い出したりしたら、集中力を欠くことになります。

 そうならないためには、今だけを考える、あらゆる人やものごとに感謝する、自分も含め誰のことも応援するなどを実践すればよいと書かれてあります。

 納得できる部分が多いですし、実践して暗い気持ちになりそうなことは含まれていないので、知人の勧めにしたがって、常日頃心がけてみたいと思います。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月24日

「コミュニティ・デザインによる賃貸住宅のブランディング」

20150624「コミュニティ・デザインによる賃貸住宅のブランディング」.jpg

長沢 伸也/小宮 理恵子 著
晃洋書房 出版

 もともと日本では住宅に対する新築信仰が強いうえ、少子高齢化を伴う人口減少が進むなか、すでに空き家が増え過ぎていて、政府もその対策に手をつけざるを得ない状況にあります。

 当然賃貸住宅も、人気のある物件と空室が続く物件に分かれている状況です。そうなると、価格競争に陥りがちですが、本書で取りあげられているのは、シェアハウスという形態をとって心地良いコミュニティを提供し付加価値を高めることによって、近隣相場より高価格な賃貸住宅を実現している実例です。

 紹介事例は、かなり限定的ですが、それでも各シェアハウスが掲げるコンセプトやコミュニティの雰囲気はある程度伝わってきました。ただ、その仕組みを知って正直なところ驚きました。一番驚いたのが、シェアハウスに合うかどうか、入居前に面談があるという点です。なかには入居後にも面談があり、そこで合わないとなると契約が終了となる定期借家契約になっているようです。それだけ売り手市場状態にあるということでしょう。

 もちろんそれは、シェアハウスが支えるコミュニティの価値がそれほど高いと運営側が自負すると同時に、入居者たちからも高い評価を得ていることの証だと思います。そうはいっても、ここ半世紀ほどのあいだ、プライバシーの確保が高い優先順位で扱われてきただけに、意外でもありました。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月15日

「勝者が一瞬で敗者になる時代のサバイバル術」

20150615「勝者が一瞬で敗者になる時代のサバイバル術」.jpg

山本 真司 著
PHP研究所 出版

 サバイバル術と言われると、テクニックやスキルを思い浮かべてしまうのですが、この本で説かれている内容は、時代が変わっても、持ち続けるべき信念のようなもので、こういう状況下ではこうすべきという類のハウツー本ではありません。

 特定の組織や管理者に対してのみ有効な方法を模索するのではなく、また短期決戦ではなく長期的に見て結果を出し続けるための思考を身につけるといった考え方のようです。

 利己主義に凝り固まっていると、やがては行き詰ってしまうということは、わかる人には当たり前にわかる道理ですが、利己主義は合理的だと心から信じている人には、この本は響かない気がします。

 わたし自身は共感する部分が多く、ここに書かれてあるようなことが学生時代に会得できていれば……と思わないでもありませんが、やはりわたしは、ひとつひとつ経験してやっと理解できるレベルのような気がします。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする