2015年07月09日

「ゾーンに入る技術」

20150709「ゾーンに入る技術」.jpg

辻 秀一 著
フォレスト出版 出版

 著者の考え方が参考になると知人から勧められて読みました。知人は「ごきげんになるとパフォーマンスがあがる」と説明してくれたのですが、そのパフォーマンスと気分を関連付けることが目新しく感じられ、読んでみました。

 パフォーマンスを高めるには、集中することが重要ですが、その集中を妨げているのは認知脳だと説明しています。この認知脳は、過去の出来事から未来を予測するなど、わたしたちが日常的かつ反射的に使っているものです。過去の不首尾に終わったケースを思い出したりしたら、集中力を欠くことになります。

 そうならないためには、今だけを考える、あらゆる人やものごとに感謝する、自分も含め誰のことも応援するなどを実践すればよいと書かれてあります。

 納得できる部分が多いですし、実践して暗い気持ちになりそうなことは含まれていないので、知人の勧めにしたがって、常日頃心がけてみたいと思います。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月24日

「コミュニティ・デザインによる賃貸住宅のブランディング」

20150624「コミュニティ・デザインによる賃貸住宅のブランディング」.jpg

長沢 伸也/小宮 理恵子 著
晃洋書房 出版

 もともと日本では住宅に対する新築信仰が強いうえ、少子高齢化を伴う人口減少が進むなか、すでに空き家が増え過ぎていて、政府もその対策に手をつけざるを得ない状況にあります。

 当然賃貸住宅も、人気のある物件と空室が続く物件に分かれている状況です。そうなると、価格競争に陥りがちですが、本書で取りあげられているのは、シェアハウスという形態をとって心地良いコミュニティを提供し付加価値を高めることによって、近隣相場より高価格な賃貸住宅を実現している実例です。

 紹介事例は、かなり限定的ですが、それでも各シェアハウスが掲げるコンセプトやコミュニティの雰囲気はある程度伝わってきました。ただ、その仕組みを知って正直なところ驚きました。一番驚いたのが、シェアハウスに合うかどうか、入居前に面談があるという点です。なかには入居後にも面談があり、そこで合わないとなると契約が終了となる定期借家契約になっているようです。それだけ売り手市場状態にあるということでしょう。

 もちろんそれは、シェアハウスが支えるコミュニティの価値がそれほど高いと運営側が自負すると同時に、入居者たちからも高い評価を得ていることの証だと思います。そうはいっても、ここ半世紀ほどのあいだ、プライバシーの確保が高い優先順位で扱われてきただけに、意外でもありました。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月15日

「勝者が一瞬で敗者になる時代のサバイバル術」

20150615「勝者が一瞬で敗者になる時代のサバイバル術」.jpg

山本 真司 著
PHP研究所 出版

 サバイバル術と言われると、テクニックやスキルを思い浮かべてしまうのですが、この本で説かれている内容は、時代が変わっても、持ち続けるべき信念のようなもので、こういう状況下ではこうすべきという類のハウツー本ではありません。

 特定の組織や管理者に対してのみ有効な方法を模索するのではなく、また短期決戦ではなく長期的に見て結果を出し続けるための思考を身につけるといった考え方のようです。

 利己主義に凝り固まっていると、やがては行き詰ってしまうということは、わかる人には当たり前にわかる道理ですが、利己主義は合理的だと心から信じている人には、この本は響かない気がします。

 わたし自身は共感する部分が多く、ここに書かれてあるようなことが学生時代に会得できていれば……と思わないでもありませんが、やはりわたしは、ひとつひとつ経験してやっと理解できるレベルのような気がします。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月14日

「ズレまくり! 正しすぎる法律用語」

20150514「ズレまくり! 正しすぎる法律用語」.jpg

長嶺 超輝 著
CCCメディアハウス 出版

 法律用語辞典を探していて、偶然見つけました。法律の世界では通っている慣習や用語であっても、知らない人にとってはビックリしてしまうことが、用語辞典のように五十音順に並んでいます。

 わたしが一番驚いたのは、著者が『ゾンビ法』と名づけた、実際には運用されていない法律の条項です。

 たとえば『公証人』の項目に掲載されている公証人法では、『公証人になるための条件として、「20歳以上の日本国民」「試験に合格した後、6ヵ月以上の実地修習をしたこと」を挙げている』と書かれてあります。公証人の方々と関係ある立場の方は、驚かれるのではないでしょうか。(中高年のわたしでさえ、自分より若い公証人をお見かけした経験がありません!)

 しかしこのあとの説明で納得ができます。実は、この試験は、一度も実施されたことがなく、例外ルートとされる「裁判官・検察官・弁護士の資格があるなら、試験も実地修習もなく、公証人に任命してよい」という条文にしたがって任命されているのが実状だそうです。

 実施しない試験について定めた法律など、常識からは理解しがたい(まさしくズレています!)法律があることに、驚きました。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月01日

「クマや充血は毎日5分で消える! 39の心がけ」

20150501「クマや充血は毎日5分で消える! 39の心がけ」.jpg

平松 類 著
東邦出版 出版

 タイトルに「39の心がけ」とありますが、読み終えたあと39も思い出せません。やはり39というのは、覚えるには難のある量だと思います。

 思い出せるのは、まず第1に温めるべきだということ。(眼を温める『ホットアイ』は絶対実践したほうがいいという強い印象が残ります。)第2に家ではブルーライトをカットしたり、花粉をシャットアウトしたりする、眼に優しいメガネをかけたほうが良いこと。第3に眼の周囲は意外に汚れているので、お湯などで濡らした綿棒を使って、綺麗にしておくこと。このあたりでしょうか。

 とりわけホットアイは、入浴時間や昼休みなどを使って実践したいと思うほど、血流をよくする効果が広範囲に及ぶことが、わかりやすく説明されています。

 個人によって悩みは違うと思われるので、それに応じて読まれるのがいいかと思います。(39のうち印象に残る項目が違ってくると思います。)どれも実践するのはそう難しくないので、大切な眼のことだけに、実用的な指南書だと思いました。
posted by 作楽 at 05:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする