2006年07月11日

ほおずき市

 昨日、東京・浅草で開かれたほおずき市に行ってきました。「東京では、朝顔市とほおずき市がくれば、夏が来る」と言う話を聞いたので、夏の始まりを見物してきました。

20060711ほおずき市1.jpg20060711ほおずき市2.jpg

 夜8時を過ぎればいつもは静かな仲見世も、浴衣を着たカップル、ほおずきを携えた親子連れで溢れかえっていました。

 この日お参りすると、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるということなので、しっかりお参りした後、ほおずきを見て歩いたのですが、さっぱり違いがわからないのです。

 入谷の朝顔市に行ったときも思ったのですが、みんな同じに見えて、ひとつのほおずきを選んで買っている人を見ると、どうやって決めたのか、訊いてみたくなります。朝顔の場合はまだ朝顔の種類によって花の大きさや色が変わったり、蔓の絡ませ方によって鉢の表情も変わるのでしょうが、ほおずきはみな同じ色味です。

 だからか、お客を呼び込もうとするお店の人たちの掛け声も一層大きく活気があります。「おねえさん、ここらで決めようよ。人生決断が大事。ほおずきも決断が大事。」なんて、ちょっとたいそうな呼び込みもあれば、「もう1500円でいいよ。持っていって!」と2500円の定価はどうなっちゃったの、と思うヤケも聞こえてきます。

 いくら多様化、個性化の時代になっても、年中温室野菜が食べられるようになっても、こうやって季節になると同じお店が同じ場所に集まり、威勢のいい掛け声につられて人が集まる風景はなくなってほしくないな、と思います。

 ちなみに、留守にして日中窓を開けることもない私の部屋に鉢植えのほおずきを持って帰るのはしのびなくて、買ったのは、これ。ほおずきが5個入った袋とほおずき(造花)と風鈴付きのお菓子がつまった籠。

20060711ほおずき市3.jpg

 子供の頃、ほおずきを鳴らしたみたくても、いつも実をやわらかくするところで挫折していた私。久々に挑戦してみようかという気になりました。
posted by 作楽 at 21:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月30日

ちぎり絵体験

 ハクビ和紙ちぎり絵学院の体験講習を受けてきました。時間は約2時間。その中で、印刷されている見本を見ながら、和紙を手でちぎり、糊付けし、できあがったのが、この色紙です。

20060630「ちぎり絵体験」.jpg

 見本の上に和紙を置いて、切り取る部分を折りながら形をとってもいいので、簡単そうに見えるのですが、私にとっては全然簡単ではないのです。曲線をうまく折っていくのも難しければ、それをちぎっていくのはもっと難しい。和紙は繊維があって、簡単にスルスルとは切れてくれないのです。その上、うまくちぎれなかったとき、もう少しだけ端をちぎりたい、と思うのですが、その"もう少し"をつまんでちぎるのが余計に難しい。花なのに、花の可憐な曲線が出せず、まっすぐになってしまう部分の多いこと。

 何でも、初めからうまい人はいないと、自分を慰めながら、一緒に参加した友人のを見ると、かわいい曲線の花びらになっているではありませんか。それを言うと、「そういう風に切ったから。」と、のたまう友人。「そうじゃなくってー。」

 そもそもこの体験講習に参加するきっかけとなったのは、春は桜の季節、東京・上野の森美術館でハクビ和紙ちぎり絵学院の先生方の発表の場である作品展示会で、桜吹雪が舞う美しい作品を見たこと。その立体感、やさしい色合いを見て、水彩画とも油絵とも違う景色に見とれたことなのです。その場にいらした先生のひとりに、そう伝えると、体験講習にお誘いくださいました。「うちはね、器用は人はいらないの。」という優しい先生のお言葉を真に受けて、手先が不器用な私が体験講習に出掛けたのでした。

 どんなことでも、人に感動を与えるほどのものを作り上げるのには、長い長い道のりがあるのですね。それを再確認したできごとでした。
posted by 作楽 at 21:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日常のできごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする