2010年04月14日

「どや!大阪のおばちゃん学」

20100414[Doya!OsakanoObachangaku].jpg

前垣 和義 著
草思社 出版

 関西在住の方々からのアンケートをもとに考察が進められるので、内容には説得力があります。実際、関西で生まれ育った立場から見ても「いるいる、そういう人!」と頷けます。

 ただ、関西で普通に暮らしてきたおばちゃんの立場からいうと、大阪のおばちゃんのほとんどがこの本に登場するような人々ではないので、誤解されたくはないということです。そのあたりについて、ひと言説明があってもよかったのではないかと思いますが、本の面白さを損なうので、無くても仕方がありません。

 関西の外の人間から見ると、この本に登場する人たちが一番目につくであろうし、そういう人たちに対して「きつい人たちだ」という印象を強く受けることと思います。それは違う、ということを知ってもらうにはいい本かもしれません。(関西に縁ができてしまったにも関わらず、おばちゃんたちが苦手なら、お勧めです。)
posted by 作楽 at 00:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 和書(関西) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
読みました。プラスイメージとして、ポジティブに評価しているので、ステレオタイプであるという注釈をわざと飛ばしたのかもしれませんね。

実態に迫れば迫るほど、大阪女性がステレオタイプではない可能性が出るはずなので、本のテーマ自体を否定されかねないでしょうし。

本当に学として調べるのなら、ステレオタイプ大阪自体への検証こそがもっとあってもいいはずですね。ステレオタイプを肯定的に捕らえただけで、表層的な感じがしました。
Posted by momo at 2010年08月24日 16:07
momoさん

momoさんの「表層的」という表現、とてもしっくりきました。本としてのとっつきやすさも大切ですが、もう少し掘り下げてもらえると有り難いですよね、たしかに。
参考になるコメントをいただき、ありがとうございます。
Posted by 作楽 at 2010年08月24日 17:50
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック