2010年05月18日

「大阪弁の秘密」

20100518[OsakabennnoHimitsu].jpg

わかぎ えふ 著
集英社 出版

 携帯で読む雑誌形式のサイトで連載されていたものが本にまとめられました。なので、ひとつのテーマあたりの字数が400字〜600字で、ちょっとした空き時間に読むのに便利です。大阪弁のことばをひとつずつとりあげ、著者の経験や主観をもとにそのことばが意味するところが語られます。

 わたしも一応関西弁を話していましたが、両親ほど阪神タイガースを応援していないし、大阪の真ん中で育ったわけでもないので、著者の意見に諸手をあげて賛成するというわけではありませんが「いたいた、こういう人」とか「そうそう、こういうこと言ってた」と思うところが多い本でした。

 なかでも良かったと思うのが、「死語の世界」。すでに使われなくなってしまった大阪弁から、味のあることばが選ばれています。大阪弁の変遷を感じさせてくれたもうひとつの章は、「新語の世界」。あ、こういう変化が起こっていることを知らなかったというのもありました。

 しかし、東京に引越して4年が過ぎたのに、こういう本を読んで、これも関西弁なのかと驚く名詞がいまだにあって、標準語だと思って使ってきた自分が恥ずかしくなり、自分で自分を笑えます。
posted by 作楽 at 00:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(関西) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック