2006年07月08日

「勝てる!外見力―知的な男になる5つのヒント」

20060708「勝てる!外見力」.jpg

渋谷 昌三 著
成美堂出版 出版

 私は、できるだけ約束の時間の少し前に着くように心掛けています。相手のためを思って、というより、遅刻してドキドキするのを避けたい小心者の自分のためです。それは、社内のミーティングにおいても同じです。時間より早めに着くと、会議室やミーティングスペースは誰も居なかったり、少数居ても、好きな席を選ぶことができる状態です。

 この状態で、どの席を選ぶか?

 それが不思議と、そのときによって、座りたい席が違うのです。情報発信が少なく受身になりがちな部署内全体のミーティング、自分がリードする立場にあるプロジェクトのミーティング、各部署から集められたリーダーミーティング。

 なぜなのでしょう。

 その答えが、この「勝てる!外見力」に載っていました。意識せずに選んでいると思っていましたが、なんとなく都合のいい場所を選んでいたようです。ほかにも、ビジネスの場などで役立ちそうな、非言語コミュニケーションの知識がひとつひとつ載っているのですが、中には、女性と男性の違いや女性からの視点なども説明されているので、やはり基本的には、タイトル通り、男性向けに書かれた内容と言えるでしょう。

 この本、心理学を活用して、日々の生活に役立てるという内容は、知っていて損のないものだと思うのですが、ちょっと気になったのが、タイトル。

 中身の反対を表わす、"外見"とか"見た目"とかいう表現で、非言語コミュニケーションについて書くのが、最近のトレンドなんでしょうか。非言語コミュニケーションの中には、純粋に外見といえるものもあると思うのですが、表情、しぐさ、声のトーンなども外見なのでしょうか。私は、その考え方に違和感を感じるのです。

 タイトルについてもうひとつ言えば、本の中身のトーンは、こうすれば「勝てる!」という強い押しはなく、「勝てるかも?外見力」といった感じで、ソフトです。

 タイトルと中身のギャップを考えていて思ったのは、「勝てる!本のタイトル」という本があったら、私は読みたいです。
posted by 作楽 at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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