2011年08月16日

「キリストのクローン/真実」

20110816「キリストのクローン真実」.jpg

ジェイムズ・ボーセニュー (James Beauseigneur) 著
田辺 千幸 訳
東京創元社 出版

キリストのクローン/新生」の続編です。3部作の2作目なのですが、ここで大きな転換を迎え、残る最終作がどんな展開になるのか、予想できなくなりました。わたしのなかでは、あまりに衝撃的な転換だったので、第1作を読み終えたときに第2作に期待した何倍もの期待を第3作に感じ、次作が早く出版されないかと待ちきれない気分です。

 その転換とは、第1作でキリストのクローンとして生まれたクリストファー・グッドマンが語るイエス・キリストの由来です。ファンタジー作品とわかっていても、あまりの説得力の強さに、もしかしたらこれに近い事実があったかもしれないという気さえ起りそうになりました。

 冷静に考えてみると、クリストファーが語った内容に納得しそうになったのは、わたしがキリスト教に対してあるいは聖書が説く神という存在に対して、ずっと疑問に思ってきたことが含まれていたことが原因です。

 キリスト教信者は、わたしが抱いてきたような疑問を常にぶつけられてきたのだろうと思います。だから、もしかしたら、最終作ではキリスト教あるいは聖書から、疑問に対する答えがあるのではないかと想像したりしましたが、第2作での展開を思うと、最終作もわたしなんかには予想できない展開があるような気もします。期して待ちたいと思います。
posted by 作楽 at 00:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 和書(海外の小説) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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