2021年08月27日

「1 日誰とも話さなくても大丈夫」

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鹿目 将至 (かのめ まさゆき) 著
双葉社 出版

 完全在宅勤務も 1 年半を過ぎ、この先もこれが続くと思うと、さすがに気が滅入ることもあり、ほかの人たちは、どのように在宅勤務をやり過ごしているのか気になって、この本を手にとりました。

 著者は、メンタルヘルスケアの専門家 (精神科医) ですが、難しい話はなく、そんなに簡単なことなら試してみようかと思うレベルのことが載っています。

 たとえば人は、肉を食べると幸せを感じるようにできているという話があります。肉は、中枢神経系において快楽に関する役割を担っている『アナンダマイド』という物質に変化することがわかっています。また、心の安定をもたらす『セロトニン』の材料になるトリプトファンという必須アミノ酸は、牛や豚などの赤身肉やレバーに多く含まれていることも理由としてあげられています。食事に肉を取り入れるのは、気軽に実践できそうです。

 著者のおすすめで一番わたしが意外に思ったのは、『ひとりごと』です。ひとりのときに思わず何かつぶやいてしまうと、なんとなく自分が危ない人に思えてくるのですが、そうでもないようです。たとえば、月や星などを見て、綺麗だとかすごいとかつぶやけば、本人に好影響を及ぼすらしいのです。脳科学では『人間の脳は主語を理解できない』説があり、美しい星に向かってつぶやいたことばも自分に向けたポジティブワードとして脳が受け取るというわけです。少なくとも、前向きなことばについては、ひとりごとも危なくないわけです。

 在宅勤務という習慣が続くと決まったいま、できることから取り入れたいと思います。
posted by 作楽 at 21:00| Comment(0) | 和書(その他) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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