2006年11月05日

恵文社一乗寺店

 「ぺちゃんこグマ」をネットで衝動買いした、京都にある恵文社一乗寺店に実際に行ってみました。

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 本のセレクトショップといったところでしょうか。よくあるビジネス書やベストセラー中心の品揃えではなく、店の趣味趣向に合った本を揃えています、という主張が伺えます。

 こんな本があるんだ、と意外に思ったのは、ぱらぱらマンガ。学生の頃、教科書の隅に1ページずつ少しずつ動きの違う絵を描いて、ぱらぱらめくると絵が動いているように見えるアレです。マッチ箱くらいの(いちおう?)本になって、色々売っていました。欲しいな、と思ったのですが、こういうものは1個買うと次々集めたくなる性格ので、ぐっと我慢し、本命へ。

 本命はというと、「本とその周辺」で興味を持つようになった豆本。

 手にしたのは、これ。すみれのあれこれが載っています。ほとんどがすみれのイラストで、少しアロマレシピなどが書かれています。

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 また、ほのかに香り付けされています。本のテーマからするとすみれの香りに違いないのですが、ちょっと自信がありません。

 とても遠いので、行く機会を作ることは難しいかもしれませんが、また行ってみたいと思うお店でした。
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2006年10月29日

美篶堂の「ちいさな手づくり絵本展」

美篶堂のワークショップ(和装本/四つ目綴じ)に行ってきました」で紹介した美篶堂は少し変わったお店です。本来、製本を専門になさっているようなのですが、工房で前回私が参加したようなワークショップを実施しているほか、製本に関する本や工房で作成された雑貨などを扱うお店も併設されています。

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 おまけに隣のスペースはギャラリーコーナーになっていて小さな展示会が開催されています。ワークショップに参加してから美篶堂のウェブサイトを時々チェックしていた私は、今回「小さな手づくり絵本展」を見てきました。

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 水野真帆さんの作品展なのですが、私のお目当ては彼女が出版された「ちいさな手づくり絵本」という本に掲載されている円形の小さな飛び出す絵本を見ることでした。それなのに、残念なことにその本の中身を見ることはできませんでした。大変壊れやすいとのことで、ケースに入った状態で手を触れることもできなければ、開いた状態を見ることもできず、とっても残念でした。

 展示スペースには、水野さん自身がいらっしゃり、気さくに質問に答えてくださいました。私に引っ張られて行った友人は、彼女の作品のことを何も知らなかったので、彼女が「雑貨絵本」と呼ぶ小さなトランクに入った小さな絵本の作り方をいろいろ聞いていました。

 その後、水野さんはある男性とお話なさっていたのですが、狭いスペースのことなので、自然とおふたりの会話が耳に入ってきました。おふたりによると、最近は、豆本ブームらしいです。道理で私の目にも豆本が飛び込んできたはずです。このギャラリーでも、水野さんの豆本が1冊あったので、手に入れました。アコーデオンになっているのですが、その折り目が微妙にずれていて、きっちり同じ間隔に折れていない手づくり感が気に入っています。でも、紙質がツルツルで、書かれている絵の質感となんとなく合わないように私には感じられ、少し残念でした。やっぱり、コストの問題なのかな、などと考えてしまいました。
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2006年10月28日

西洋豆本の店 リリパット

 「本とその周辺」で、武井武雄氏が豆本と呼ばれる私刊本に長年取り組み続けた軌跡を読み、どうしても豆本を実際に見てみたいと思うようになりました。

 もちろん武井武雄氏の豆本の実物を一番見て見たいのですが、ちょっと調べただけで、簡単に見られるようなものではないようです。それで、ほかの豆本でも、と思っていると、友人が西洋豆本のお店があると教えてくれました。

 青山にある西洋豆本の店であるリリパットは、少し離れたところから見ると、本を置いているお店のようには見えません。どちらかというとアクセサリーなどを扱っているような印象を受けます。近づくと、そのウィンドーに置かれているのが小さな本だとわかります。

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 お店の中に足を踏み入れると、少し暗い照明で、鍵がかけられたディスプレー棚には、小さい本がぎっしり。天地が小さいだけでなく、背の幅も小さく、背にタイトルが書かれていないものがほとんどです。手に取ってみなければ、どんな種類の本かも想像つかないものが大多数です。

 お店の方に声を掛けると、ディスプレー棚の鍵を開けてもらえます。

 "BEARS"と背に書かれた本を見せてもらうと、中国の本で、実物の切手やイラストが載っています。天地が75mmまで、というのが豆本のおおよそのサイズ制限なので、切手というのは、サイズに合っていてちょうどいいと感心してしまいました。しかも、中国なので、BEARSはパンダ。心の中で、あんまり可愛くないパンダだと思いながら、他にクマの本はないかとお店の方に聞いてみました。

 そして、見せていただいたのが、テディベアの本。アコーディオンの片面に印刷されているタイプで、ページを開きやすくなっています。英語の物語とテディベアのページが交互になっています。文字は活版印刷、テディベアはエッチングだそうです。希少性もあり、お値段も張るのですが、「欲しい〜〜」と思うともう他のものが目に入りません。

 エッチングの感じが昔のテディベアの整い過ぎない感じによく合っていて、私のテディベアコレクションに入って欲しい1冊でした。
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2006年10月11日

丸善本店 本の図書館

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 東京に引っ越してかれこれ1年になります。東京には星の数ほど本屋さんがありますが、やはり普段の生活範囲から、よく利用する本屋さんは限られてきます。私がよく行くのが東京駅近くの八重洲ブックセンター本店と丸善本店。

 どちらも引っ越してすぐからのお付き合いなので、1年くらいになるのですが、最近になって丸善本店の中に「本の図書館」なるものがあることを知りました。

 丸善が135年の歴史の中で収集してきた本が置いてあり、絶版になったような本もたくさんあるのではないかと推察します。「丸善本の図書館」という資料によれば、「早くから収集された本に関する資料は、明治42年(1909)の近火による火災及び大正12年(1923)の関東大震災で灰燼に帰しましたが、再び集められた文献類は、戦前「學鐙文庫」として丸善の社員に開放されました。このコレクションをベースとして、その後収集したものを合わせて1954年に一般公開に踏み切り今日に至ったものです。学術・文化の発展における本の重要性を知って頂くのが公開の目的でした」というのが公開の経緯のようです。

 「こんな本があったんだぁ」と書架の本を1冊1冊見ていくと時間が経つのを忘れるくらい珍しい古い本が並んでいます。たとえば、偶然手に取った本は、昔の物価がわかる本。こんなものがこんな値段だったんだぁ、と見始めるとのめり込んでしまいます。そんなに広いスペースではないのですが、普段見慣れない本ばかりで、ついつい、あれもこれもと手が伸びます。

 この図書館では、古くから収集された本が閲覧できるだけでなく、本に関する相談に応じてくださるそうです。さきほどの資料によると、「他の図書館では対応の難しい、突っ込んだ調査を必要とするもの、百科事典的該博な知識を要求されるような質問等、難題が多く」この図書館に寄せられるそうです。

 私は、アメリカで出版される本に関する情報の集め方を知りたくて、ここを訪れました。店員の方は、「Publishers Weekly」という雑誌を紹介してくださいました。実物もこの図書館で見ることができました。合わせて、イギリスで発行されている出版物に関する新聞なども教えていただきました。

 私は東京に詳しくありませんが、ここは意外に知られない穴場図書館ではないかと思います。
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2006年07月10日

「東京国際ブックフェア2006」

 昨日、東京ビックサイトで開催されている「第13回東京国際ブックフェア2006」に行ってきました。毎年開催されているブックフェアなのですが、今年初めて行ったので、その規模に圧倒されてしまいました。コンピュータ関連のコンベンションでは行き慣れている場所でも、好きな本が並んでいるといつもより広く感じてしまいます。

 このブックフェアは規模も大きいのですが、分野も幅広いものでした。編集プロダクションを対象にしている編集制作プロダクション フェア、一般読者が自ら本を発行できるソフトウェアやサービスが展示されているデジタル パブリッシング フェアなども開催されていました。

 このデジタル パブリッシングを利用すれば、簡単に自分の作品が本になります。少し前まではかなりの費用を掛けて自費出版するくらいしか方法がありませんでしたが、今は違うようです。私が見せてもらった出版サービスは、1ページ4円+250円で本を作成することができるそうです。つまり、300ページの本だと、1450円になります。驚くことに、最低発注部数がなく、必要であれば、1冊でもいいそうです。

 装丁に凝った市販本のような魅力はないかもしれませんが、自分の作品が本という形になる、ということのハードルが低くなったということは、ある一面いいことだと思います。

 とはいうものの、作品を発表するほどの力もない、ひとりの読者として一番気になるのはやはり、7月8日と9日の一般公開に用意されている割引セール。これだけの本を20%以上の割引価格で買ってしまいました。行きなれている本屋さんには置いていない本もあって、目移りしたのですが、結局買ったのはこれだけです。本屋さんに置いてあるようなソフトも販売していたので、ひとつ買いました。

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 あと、通路で色々なものを配られているので、ちょっと興味があって受け取ってしまったり、自分がよく読む出版社の目録をもらってしまったり、少しのつもりが帰ってみたらこんなにあって、買った本よりも重くなっていました。

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 最後に、私の今年の東京国際ブックフェアでの最大の収穫はフラワーアレンジメントをしている友達へのプレゼント。芸術の分野は感性が合うか合わないかが大きいと思うのですが、部外者の私には全然わかりません。でも、喜んでもらえるのではないかと思います。

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 今年は歩いても歩いても次々現れるブースに圧倒されただけでしたが、来年は準備万端整えて、お目当てのブースを把握し効率よく行きたいものです。
posted by 作楽 at 18:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 本屋さん/ブックカフェ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする