![]() | ![]() |
夜8時を過ぎればいつもは静かな仲見世も、浴衣を着たカップル、ほおずきを携えた親子連れで溢れかえっていました。
この日お参りすると、4万6千日お参りしたのと同じご利益があるということなので、しっかりお参りした後、ほおずきを見て歩いたのですが、さっぱり違いがわからないのです。
入谷の朝顔市に行ったときも思ったのですが、みんな同じに見えて、ひとつのほおずきを選んで買っている人を見ると、どうやって決めたのか、訊いてみたくなります。朝顔の場合はまだ朝顔の種類によって花の大きさや色が変わったり、蔓の絡ませ方によって鉢の表情も変わるのでしょうが、ほおずきはみな同じ色味です。
だからか、お客を呼び込もうとするお店の人たちの掛け声も一層大きく活気があります。「おねえさん、ここらで決めようよ。人生決断が大事。ほおずきも決断が大事。」なんて、ちょっとたいそうな呼び込みもあれば、「もう1500円でいいよ。持っていって!」と2500円の定価はどうなっちゃったの、と思うヤケも聞こえてきます。
いくら多様化、個性化の時代になっても、年中温室野菜が食べられるようになっても、こうやって季節になると同じお店が同じ場所に集まり、威勢のいい掛け声につられて人が集まる風景はなくなってほしくないな、と思います。
ちなみに、留守にして日中窓を開けることもない私の部屋に鉢植えのほおずきを持って帰るのはしのびなくて、買ったのは、これ。ほおずきが5個入った袋とほおずき(造花)と風鈴付きのお菓子がつまった籠。

子供の頃、ほおずきを鳴らしたみたくても、いつも実をやわらかくするところで挫折していた私。久々に挑戦してみようかという気になりました。




