2007年03月29日

"dog tired"

 『The Switch』は、これ以上ないというくらい裕福な家庭の子供と、犯罪に手を貸すくらい貧しく教育を受けたこともない子供が互いの体に入れ替わる話です。

 その入れ替わった二人が、自分の体に入っている相手と話すというシーンでがあります。貧しいほうの少年が入れ替わった日の前夜のことを説明します。

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 "All right." Bob sat down on the bed. "I'd had an 'orrible day at the funfair. Up in Crouch End. Moving in is always the worst part and I was dog tired...only if I was a dog they'd'ave put me out of my misery. Mom and Dad were out at the pub. I went to bed."
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 Bobは、子供の身軽さを買われて、窓から家に押し入り、仲間を入り口から招き入れるような仕事をさせられています。そんな暮らしだから、"horrible day"も珍しくないでしょう。その日は、"dog tired"だったと言っています。疲れているというのはよくわかりますが、馬でも牛でもなく犬だということが面白く、調べてみました。

 『新英和大辞典』には、こうあります。

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−adj. 《口語》 疲れきった (very tired).
[1809-12]
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 1809年〜1812年に始まったといわれる言葉なので、かなり表現のようです。『Wiktionary』には語源が載っていました。

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 Dog tired is an old English phrase usually hyphenated to dog-tired. An adjectival phrase meaning to be physically exhausted, it derives from an old tale of Alfred the Great who used to send his sons out with his extensive kennels of hunting dogs. Whichever of his sons, be it Athelbrod or Edwin, were able to catch more of the hounds would gain their father's right hand side at the dinner table that evening. These chases would leave them 'dog-tired' yet merry at their victory. The tradition was continued for a few generations but is not noted in literature after Bede's Ecclesiastical History of the English People.
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 "dog-tired"のように表記することのほうが一般的なようです。身体的に疲れ果てている様子を表すもので、アルフレッド王にまつわる古話がもとになっているそうです。王は、犬小屋に飼っている多数の猟犬と一緒に息子たちを外に出していたそうです。AthelbrodとEdwinという息子のうち、より多くの猟犬を捕まえた方を、その日の夕食で王の右側に座らせたということです。勝利することは喜ばしいことであったとはいえ、猟犬を追いかけるのは、疲れることです。この慣わしは、その後も何世代か続いたそうですが、「Bede's Ecclesiastical History of the English People」という本以降、記載されているものはないようです。

 どちらにしても、犬を追いかける疲れですから、精神的なストレスで疲れる場合には使えない言葉なのでしょう。

 それにしても、猟犬を捕まえるなんて、王の右側に座るのも大変なことです。

○○出典○○

The Switch
著者: Anthony Horowitz
出版社:Walker Books Ltd

『EPWING版CD-ROM 新英和大辞典&新和英大辞典』
出版社:研究社

『Wiktionary』
URL:http://en.wiktionary.org/wiki/Wiktionary:Main_Page
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2007年03月16日

"high-five"

 私のお気に入りのシリーズ、「A to Z mysteries」は、Dink、Josh、Ruth Roseという3人のアメリカ人小学生が次々と事件を解決していくというもの。タイトルが、AからZまであるのですが、"H"は、『The Haunted Hotel』で、ホテルが舞台になります。謎の幽霊騒ぎがあり、滞在客がみなキャンセルして帰ってしまうのですが、小学生3探偵は見事に幽霊の正体とそのからくりを暴きます。そのお礼にか、寝る前に開けるようにと、ホテルオーナーから封筒を受け取ります。

 寝る前に封筒を開けてみると、なんと、3人分のフロリダまでの航空チケット、ディズニーランドの入場券に、お小遣いが$50ずつ。ここで、
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 Dink, Josh, and Ruth Rose jumped up and did a triple high-five.
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 この"high-five"。3人が事件を解決したりするときに、時々登場します。"high"は"高い"で、"five"は"5"。少し気になったので、調べてみました。

 まず、いつもの通り『新英和大辞典&新和英大辞典』を見ると、
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high five
−n. ハイファイブ, ハイタッチ《二人が片手を高く上げて, てのひらを打ち合わす動作; あいさつ・喜びの表現》
【日英比較】 「ハイタッチ」 (high touch) は和製英語.
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 ハイタッチという日本語は知りませんでした。若い世代の方にとっては一般的な言葉なのでしょうか。

 『Wikipedia』では、そのジェスチャーが写真入りで説明されています。
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 A high five is a celebratory gesture made by two people, each raising one hand to slap the raised hand of the other - usually meant to communicate to spectators mutual self-satisfaction or to extend congratulations from one person to another. The arms are usually extended into the air to form the "high" part, and the five fingers of each hand meet, thus making the "five".
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 基本的に2人の間のジェスチャーのようです。そのため、Dink、Josh、Ruth Roseの3人でhigh-fiveになると、わざわざ"triple high-five"というわけです。

 片手を上げ、もうひとりの片手と、手のひら同士で、ぴしゃりと叩き合う動作で、双方の満足を表したり、片方がもう片方に対する良かったねという気持ちを表すもののようです。腕が"高く"上げられ、"5本"の指同士が合わさるので、"高い5"で"high-five"という説明です。

 『The Phrase Finder』には、いつから始まったのかなどの由来とその後に関する説明がありました。
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Clearly the five are five fingers. High fives are reputed to have begun on the basketball circuit in the US in the 1979/80 season. The University of Louisville player Derek Smith claims to have invented the gesture and coined the term. That claim was recorded in the P. Dickson's 1989 Basketball Dictionary:
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 アメリカの1979年〜1980年のバスケットボールシーズンで始まったとされています。Louisville大学のDerek Smith選手が最初にそのジェスチャーを始め、high-fiveという言葉を作ったと言われています。また、Smith選手の主張は、P. Dicksonの1989年版Basketball Dictionaryに以下のように掲載されています。
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"The origin of the gesture and the term were claimed by Derek Smith of the University of Louisville basketball team, which won the NCAA championship in the 1979-80 season. Smith was quoted [widely] to the effect that he and two fellow Georgians on the Louisville squad, Wiley Brown and Daryl Cleveland ... [created the] high five during pre-season practice and introduced [it] to the nation in 1979."
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 Louisville大学バスケットボール部(1979-80シーズンにおけるNCAA優勝チーム)のDerek Smithは、high-fiveのジェスチャーとそのネーミングを作ったと主張しています。Smithによると、Louisvilleチームのジョージア出身の二人、Wiley BrownとDaryl Cleveland、と一緒にシーズン前の練習にジェスチャーをやり始めて、1979年にあちこちで披露するようになったということです。

 この言葉が一般的になった証拠にその後、出版物に掲載されるようになりました。
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The first records of the term in print are from 1980. For example, this from Maclean's Magazine, October 1980:
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 1980年が最初で、Maclean's Magazineの1980年10月号などに掲載されているようです。

"They used to slap palms ('Gimme five, man'), but what they do now is reach high and bang hands up there ('The high five, man').

 ジェスチャーは最初、手のひら同士を叩き合っていただけなのが、今では、手を高く上げてパンと手を合わせるようになりました。
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The gesture became very widely used in the latter part of the 20th century, especially amongst black communities in the USA. It has subsequently fallen out of use somewhat and is now seen as unstylish. Other variations have taken its place, for example, the flipside or windmill. This begins with the normal high five but continues with the hands swinging to clap again low down.
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 ジェスチャーは20世紀の終わりには一般的になったようですが、その中心はアメリカの黒人たちの間でした。その後、人気は若干衰え、今ではあまりかっこいいとは思われていません。ジェスチャーには、裏返したり、回したりなどの変化が加えらました。それは、普通にhigh-fiveした後、もう一度、下のほうでも手を叩き合うというものだそうです。

 スポーツにおける「やったぁ」という感激を表すジェスチャーというのは、バスケットボールに限らず、観客に受け入れられやすいようです。それでも、四半世紀もの間、残ったというのはすごいことではないでしょうか。

○○出典○○

『The Haunted Hotel (A to Z Mysteries)』
著者: Ron Roy
出版社:Random House Childrens Books

『EPWING版CD-ROM 新英和大辞典&新和英大辞典』
出版社:研究社

『Wikipedia』
http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page

『The Phrase Finder』
URL:http://www.phrases.org.uk/meanings/index.html
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2007年03月06日

"TV dinner"

 『The Case of the Runaway Dog』は、Jigsaw Jones Mysteryというシリーズのひとつで、主人公は小学校1年生探偵のJigsaw。1日1ドルで問題を解決するという職業(?)探偵です。

 今回の事件は、ちょうどThanksgiving Day(感謝祭)の前に起こります。Thanksgiving Dayは、11月の第4木曜日と決まっていて、その日から日曜までの週末は、家族が集まり七面鳥などのご馳走を食べたり、店ではバーゲンが行なわれたり、とアメリカでは、クリスマスと並んで賑やかな雰囲気に包まれる時期です。

 主人公のJigsawは、探偵とはいえ、普通の小学校1年生。Thanksgiving Dayの前には、その起源について、学校で習う場面があります。その後、先生であるMs. Gleasonは、Thanksgiving Dayが始まった頃と今では時代が違うと説明します。

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 Ms. Gleason stopped and looked at us. "Things are different today. We have supermarkets and restaurants and frozen TV dinners. Most of us aren't farmers. Why do we celebrate Thanksgiving now?"
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 たしかに、もう収穫を祝う必要ないのかもしれません。便利なスーパーもレストランもあります。でも、"frozen TV dinners"って何?

 『新英和大辞典&新和英大辞典』には、次のように載っていました。

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−n. 《米》 テレビディナー《料理した肉や野菜をアルミ箔の皿にのせ包装・急速冷凍した食品で, 温めるだけで食べられる》.
【《1954》: 料理中にテレビの視聴を中断しなくてもすむほど手軽なことから】
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 1954年からあるのであれば、もう半世紀も続いている製品のようです。『Wikipedia』には、写真入りで、どんなものかの説明から、その歴史まで載っていました。

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 The first TV Dinner was a Thanksgiving meal of turkey, cornbread dressing, frozen peas and sweet potatoes packaged in a single-compartment tray used at the time for airline food service. Each item was placed in its own compartment. The trays proved to be useful: the entire dinner could be removed from the outer packaging as a unit; the aluminum tray could be heated directly in the oven without any extra dishes; and one could eat the meal directly out of the same tray. The product was cooked in 25 minutes at 425°F (220°C) and fit nicely on a TV tray. The original TV Dinner sold for 98 cents, and had a production estimate of 5,000 dinners for the first year. Swanson far exceeded its expectations, and ended up selling more than 10 million of these dinners in the first year of production.
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 要は、プレートひとつの中に1食分の食事が入っているもので、オーブンで暖め、そのままTVの前に持っていってTVの前でごはんが食べられるというもののようです。チキン、グリーンピースやコーン、ポテトなどが、仕切られたプレートに入っている写真があります。日本のコンビニ弁当とかなり似たようなイメージです。最初にTV Dinnerを売り出したのは、Swansonという会社で、最初の年に5000食を売ったそうです。そのときは、Thanksgivingの七面鳥がメインで、豆やスイートポテトが添えられてあったようです。

 さらに、『Wikipedia』を読み進めると、最初に売り出したきっかけが書かれていました。

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 The identity of the TV Dinner's inventor has been disputed. In one account, first publicized in 1996, retired Swanson executive Gerry Thomas said he conceived the idea after the company found itself with a huge surplus of frozen turkey because of poor Thanksgiving sales.
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 そもそも、Thanksgivingに売れ残った冷凍七面鳥の処分に困ったことがこの商品を売り出すヒントになったようです。それがヒットになり、商品名の"TV Dinner"がこんなに広まることになるとは、発案者は想像していなかったように思います。

 アメリカの児童書を読んでいて、両親が外出がちの子供が冷凍食品を温めて夕食にするシーンにはよく出くわします。日本でも、子供がコンビニ弁当で夕食を済ませることはよくあると聞きます。そのあたりは、日米では似たような事情かもしれませんが、食べるものが少し違うようです。

○○出典○○

『The Case of the Runaway Dog (Jigsaw Jones Mystery)』
著者: James Preller
出版社:Little Apple

『EPWING版CD-ROM 新英和大辞典&新和英大辞典』
出版社:研究社

『Wikipedia』
URL:http://en.wikipedia.org/wiki/Main_Page
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2007年02月26日

"Blackmail"

 『Stormbreaker』は、14歳の少年Alexがスパイとして大活躍する話です。しかし、Alexは、喜んでスパイになったわけではありません。

 生後すぐに両親を失くし、叔父さんとお手伝いさんと暮らしていたAlexは、叔父さんも交通事故で失くします。その交通事故を不審に思ったAlexは、疑問点を晴らそうと事故車を調べたりします。その中で、実は叔父さんはスパイだったと知らされます。そして、Alex自身がそのあとを引き継ぐよう組織から要請されます。Alexは断りますが、組織は素直に承諾しません。残されたお手伝いさんと一緒に今までの家で暮らしていくには、外国人のお手伝いさんのビザが必要であり、お金も必要であり、それらがなければ、身寄りのない14歳のAlexは施設に行くしかありません。スパイの叔父さんが残したお金は信託で21歳まで使うことができないのです。

 Alexはこういいます。

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 "You're blackmailing me!" Alex exclaimed.
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black+mailで、よくない連絡を表し、脅迫を意味すると推測してみましたが、大はずれでした。『のぞき見トムとハットトリック』によると、語源は次のとおりです。

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 だれかを"blackmail"すると言えば、秘密をばらすと脅して金銭を要求すること。この表現は、1600年代にスコットランド高地で生まれた。
 "blackmail"の"mail"は「郵便」ではなく、古いスコットランド語で「地代」を意味し、"mail"あるいは"male"と綴る。この語は、同意や契約を意味する古ノルド語"mal"に由来する。むかし、小作人は地代を銀貨で払ったが、銀貨は当時「白いカネ」と呼ばれた。だが1600年代になるとスコットランド高地の部族の長が、ほかの部族から守ってやる代わりにカネを払え、と農民や商人を暴力で脅すようになった。
 このような非公式な税、あるいは追加の地代は、まもなく「白いカネ」とは反対に「黒いカネ」(black money)もしくは「黒い地代」(black rent)と呼ばれるようになった。こうして"blackmail"は、暴力で脅かしてカネをゆする習慣を指すことばになった。1900年代には、秘密を暴露しない代わりにカネを要求する恐喝がさかんになり、"blackmail"はその意味で使われるようになった。
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 でも、『Stormbreaker』の例を考えると、「秘密をばらす」以外も脅し一般に使える言葉のように思います。

 念のため、『新英和大辞典』でも引いてみると、次のように載っていました。

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−n.
1
a 恐喝, ゆすり.
・levy blackmail on a person 人をゆする.
b ゆすられた[強要された]金品.
c (16 世紀から 17 世紀の初期にわたって英国北部・スコットランド南部で保護を名目に)山賊が良民に強要した金品.
2 脅し.
−vt.
1 〈人を〉ゆする, 〈人を〉おどして〔金を〕しぼり取る 〔for〕 (⇒threaten SYN).
・blackmail a person for huge sums 人をゆすって大金を取ろうとする.
2 おどして〔あることを〕させる[言わせる] 〔into〕.
・He blackmailed me into giving money [information]. 私をゆすって金をしぼり取った[情報をむりやりしゃべらせた].
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 名詞として使われた場合は、脅し取った金品を指すこともあるようです。また、ここでは、金品を取る以外に単に脅すことも動詞の2に書かれています。

 簡単な単語の組み合わせに見えても、違う語源や意味があったりするという例でした。mailが元はmaleだったとは思いませんでした。

○○出典○○

『Stormbreaker』
著者: Anthony Horowitz
出版社:Speak

『EPWING版CD-ROM 新英和大辞典&新和英大辞典』
出版社:研究社

のぞき見トムとハットトリック
著者: アルバート ジャック
翻訳: 仙名 紀
出版社:小学館

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2007年02月05日

"Wild-goose chase"

 『The Lucky Lottery』は、A to Z Mysteriesという、Dink、Josh、Ruth Roseの子供3人組が探偵になりきって事件を解決するシリーズのひとつです。絵が得意なJoshは犯人と思われるJoeという男の似顔絵を描いて、その人を知っている人がいないか聞いて回ります。聞かれた人はみな、見たことがあるけど、誰かわからないという感じの返答をします。そのうち、ある人がこう言うのです。その似顔絵はJoshに髭をつけたものだと。そこで、Joshは、キツネにつままれたような気分です。

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 Josh stared at his drawing. "So there is no Joe?"
 The woman behind the cart had been listening. "Sounds like you've been sent on a wild-goose chase," she said.
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 ここで私がひっかかったのは、"wild-goose chase."

 "Wild"は"野生の"、"goose"は"ガン"、"chase"は追いかける、という意味です。野生の雁を追いかけさせられていたということはどういうことでしょうか。

『新英和大辞典&新和英大辞典』の説明はこうです。

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1 (雲をつかむような)当てのない追求, 途方もない計画 (futile enterprise).
2 《廃》 変てこな追いかけっこ, いたちごっこ.
・If our wits run the wild-goose chase, I am done. 妙な知恵比べをしようというなら, 僕は抜けた (Shak., Romeo 2. 4. 71-72).
[《1592》 もとは先頭の馬が(ガンのようにあちこちに曲がりながら)走ったとおりのコースを別の馬が追いかけて行く競技のこと; 1 の意味は Dr. Johnson が「ガンのようにつかまえにくいものを追い求めること」と定義したことから]
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Scholastic Dictionary of Idioms』にも、その語源が載っていました。

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Origin: William Shakespeare used this famous phrase in his play Romeo and Juliet, and it's been widely used since about 1600. It's practically impossible to catch a wild goose. It's like trying to capture a greased pig or find a "needle in a haystack." It also may refer to a kind of horse race in which each horse had to follow the erratic course of the leader. Sucha race looks like wild geese following the leader in formation.
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 William Shakespeareがロミオとジュリエットの中でこの表現を用いて、1600年以降、一般的に使われるようになったようです。現実的には、野生のガンを捕まえることは難しいためにこういう表現になったという説もあれば、馬の競技が元になっているという説もあります。先頭の馬がでたらめな方向に進み、他の馬はそれぞれ先頭の馬を追いかけないといけないというもので、その様子は、隊を成して進むガンのように見える競技のことです。

 後者の説は、『新英和大辞典&新和英大辞典』と同じで、こちらの説のほうが有力のように見えます。ずいぶん面白い競技があったものだと思います。一部の富裕階級の時間潰しのようなものなのでしょうか。

 しかし、400年も歴史のあるイディオムとは思いませんでした。

○○出典○○

『The Lucky Lottery (A to Z Mysteries)』
著者: Ron Roy
出版社:Random House Childrens Books

『EPWING版CD-ROM 新英和大辞典&新和英大辞典』
出版社:研究社

Scholastic Dictionary of Idioms
著者: Marvin Terban
出版社:Scholastic Reference

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